XMのトレードツールはMT4、MT5の2つがあります。現在はMT4を利用している人が多いですが、MT5を使ったことがない人は一度MT5を使ってみてもいいかもしれません。MT5をおすすめする理由について解説しました。
XM-MT5がおすすめできるわけ
XMトレーディングにはMT5とMT4があります。MT4と比較して、MT5が優れている点をあげてみます。
1、MT4と比べてサクサク動きストレスを感じない
MT4はもっさりとした動きでレスポンスもあまりよくありません。MT5は改良がくわえられていてプログラムも軽量化されているので、サクサク動いてストレスを感じることがありません。
2、XMが採用している
他社がメタトレーダー5の採用を見送る中、XMは他社に先駆けていち早くMT5を採用しました。MT5の普及はなかなか進まなかったのですが、XMが採用したこともあり、一気にメジャーになった経緯があります。
3、メタクォーツ社のお墨付き
メタトレーダー販売元のメタクォーツ社は今後はアップデートをMT5だけにしていくことを公式ページで明言しています。既にMT4が過去の物になったということです。
4、サーバーがしっかりとしている
同じMT5でも会社が違うと微妙に動きの反応が違ったりします。これはサーバーの違いによるものです。新興会社では急激な顧客増加によりサーバーが不安定になり、結果として動きが鈍くなる現象もあります。XM-MT5は大手でサーバーも安定しているので、肝心の時に滑ったりすることもありません。
XM-MT5はPCとアプリの2種類が存在
XMtrading版MT5にはPC版とスマホアプリ版の2種類が存在します。
PC版の場合はXMの公式サイト、スマホアプリ版はApp Store、Google Play Storeから無料でダウンロードできます。
もちろん両方とも使用可能で、それぞれ自宅用としてPC、外出先用としてスマートフォンにインストールして使えます。
これで、自宅でも職場でも電車など移動中でも常にトレード環境を作ることができます。PC版とスマホアプリ版のMT5の使い方は基本的な面では同じです。
初期設定方法
XM-MT5を使う場合、最初に初期設定が必要です。初期設定をしないとトレードができません。まず、MT5にXMの取引サーバーの設定をします。
設定方法はPC版とスマホアプリ版は同じです。
PC版の場合は「取引口座へログイン」の項目から、スマホアプリ版MT5の場合は「新規口座」の項目から設定します。
XMの「ログインID=口座番号」「パスワード」「サーバー情報」を事前に準備しておきましょう。XMリアル口座開設時のメールで届いているのでそれをチェックします。
また、マイページにログインしての再設定も可能です。
この情報をフォームに正しく入力してMT5を取引サーバーへ接続することで初期設定は完了します。
XMのMT5の使い方:PC版
XMのMT5のPCでの使い方を解説します。PC版も、スマホアプリ版も基本的には同じなので、まずはパソコン版の使い方を覚えましょう。
XMのMT5の基本レイアウト
A~Dまでのウィンドウをメインで使います。
それぞれの名称と機能は以下のとおり。
A.気配値・・・様々な通貨ペアの売値(bid)と買値(ask)の現在値を確認
B.チャート・・・任意の通貨ペアの過去の値動きの推移をグラフで確認
C.ナビゲータ・・・インジケーターと口座の管理
D.ツールボックス・・・現在の保有ポジション、為替ニュースが参照できます。
MT4とほぼ同じですが、ツールボックスの名称が「ターミナル」となっています。
共通項目が多いので、MT4の使い方が分かる人はMT5への移行がスムーズにできます。ただし、XMのMT5の注文方法でMT4と異なる点があります。
XMのMT5(PC版)の使い方:注文方法
XM-MT5の注文ウィンドウについて説明します。
注文タイプや数量、トレードする通貨ペアを選んで発注、はMT4と同じです。
設定注文方法の種類が異なります。
XMのMT5での注文方法は以下のとおりです。
・カウントダウン注文・・・成行注文
・Buy/Sell Limit・・・指値注文
・Buy/Sell Stop・・・逆指値注文
・Buy/Sell Stop Limit・・・ストップリミット注文
ストップリミット注文が新しくMT5で採用された注文方法です。
Limitが指値、Stopが逆指値、ですが、両方の名前が含まれているストップリミット注文ですが、市場価格が一定の価格(ストップ価格)になると有効化される指値(Limit)注文です。
「一定の価格」をストップ価格というのは、その価格指定がトレーダーにとって不利な値だからです。
通常の指値注文は投資家にとって有利な価格を指定しますが、逆に不利な価格を指定するのが逆指値(Stop)となります。
XM-MT5のストップレベルの注意点
XMトレーディングのMT5を使っていて「注文ボタンが暗転した状態のままクリックできない」ケースがありますが、これはストップレベルが原因です。
ストップレベルは、指値注文のときに現在価格より離れている値ですが、通貨ペアごとに異なっています。
ストップレベルは10ポイント=1pipsとなります。
MT4だと、ストップレベルはデフォルトで注文ウィンドウに表示されます。
XM-MT5での口座管理は不可
XMtradingのMT5はあくまでトレード専用であり、口座への入金や出金、口座管理はMT5ではできません。
ただ、XMマイページはスマホからログインできるので、スマホだけでトレードを完結することができます。
XM-MT5にはデモ口座もあり
「最初はMT5の使い勝手の良さは使い心地を試してみたい」
と思われるのであれば、リアル口座ではなくデモ口座から試してみるのもいいでしょう。XMはMT4だけでなく、MT5にもデモ口座を用意してくれています。最初はデモ口座でMT5の感覚に慣れてからリアル口座を開設して本番に臨む方法もありです。
XM MT5まとめ
XMにはメタクォーツ社のMT4、MT5というトレードツールを用意していますが、これから始めてみようという人は、MT5をおすすめします。今後はMT5が主流になることに疑いはなく、今のうちに慣れておくに越したことはないからです。
もちろんMT4もまだ使うことはできますが、メタクォーツ社の公式ウェブサイトでもアップデートは一切行われておらず、MT5の使用を推奨していることからも、MT4の時代は終わりを迎えつつあります。
今までのメタトレーダー4で培われたたくさんのインジケータなどもありますが、MT5専用のインジケータも充実の一途をたどっており、わざわざ旧バージョンのツールを使う理由もなくなりました。