海外のFX口座ってどうしても不安で・・、という人は多いだろう。
しかし実際にその魅力や安全性を聞くにつれて逆にそのメリットを感じるようになってくるようになるはずだ。
海外FX業者としては、一番の知名度と人気を誇るXMの口座開設方法をステップごとに解説する。
XMの口座開設の方法について
XM証券の口座開設の方法はとても簡単なものだ。
日本の証券会社のように書類の郵送もないので、時間と手間もかかることはない。
口座開設方法の手順をステップにまとめると、
1、口座開設に必要な情報を入力する
2、口座開設確認のメールを受信
3、口座登録完了のメールを受信
4、本人確認
5、入金
6、MT4をダウンロードしてログイン
という感じで全部で30分もかからずに終えることが可能だ。
XMの口座開設の手順
まずはXMのウェブサイトにアクセスしよう。
リアルFX取引口座を開設する
右の緑の「口座を開設する」をクリック。
■リアル口座の登録1/2
ひとつずつ順番に入力していこう。
特に難しい記入箇所もなく、身分証明書などもメール添付だけでいいので、わざわざ郵送で送付する手間も省けるのがありがたい。ネットだけで完結できるおかげで早い登録が可能だ。
必要事項を入力していくが、日本語ではなく、半角アルファベットでの入力が必要となる。
個人情報
■下のお名前 ■姓名
日本とは逆で、名前が先で苗字が後だ。山田太郎であれば、「taro」「 yamada」という順序での起債になる。
■居住国 ■希望言語
日本在住の日本人であれば、居住国「Japan」、希望言語「日本語」を選択する。
■電話 ■Eメール
携帯電話番号については、記入しても電話がかかってきたり、電話でのやり取りをおこなうことはないので安心してほしい。
頭に「+81」とあるが、これは日本の国番号にあたるもの。
いつも使っている電話番号の頭の0を取って+81を頭に加えたのを電話番号として記入をおこなう。
090-1234-5678の場合は、+819012345678となる。
Eメールは重要な案内も届くことを踏まえて、普段使うメインのアドレスを登録しておこう。
取引口座詳細
■取引プラットフォームタイプ
特にこだわりがなければ初期設定のMT4でOK。
新しいプラットフォームのMT5を試したい、仮想通貨もトレードしたいのであればMT5を選択しよう。
■口座タイプ
口座はスタンダード口座、マイクロ口座、ゼロ口座の3種類あるが、最初はボーナスを獲得するため、スタンダード口座かマイクロ口座のどちらかを選択しよう。
記入を終えたら、ステップ2へ進むをクリック。
■リアル口座の登録2/2
個人情報
■下のお名前 ■姓
名前と苗字を「全角カナ」で記入。
■生年月日
1990年1月1日生まれであれば、
1,1,1990の順番でチェックを入れる。
住所詳細
■都道府県・市
東京都渋谷区であれば「shibuya-ku,tokyo」
■番地・部屋番号 ■区町村・町名 ■郵便番号
アパート名、マンション名は記載する必要はない。
郵便番号はハイフンを抜いた7桁の数字を入れる(例)「1234567」
■納税義務のある米国市民ですか?
「いいえ」にチェック
■口座の基本通貨 ■レバレッジ
日本在住の日本人であれば「JPN」にチェック。
ここではレバレッジはデフォルトの「1:50」で設定している。
レバレッジの選び方について下記を参考にしてほしい。
いきなり888倍にすると負けが続いたときに一気に損失が膨らむ可能性もある。
まずは50倍程度で様子を見てから、十分に慣れてきた段階でレバレッジの変更を申請すればよい。
■口座ボーナス
受け取らない理由はないので、
「はい、ボーナスの受け取りを希望します。」
にチェック。
投資家情報
■投資額(USD) ■取引の目的および性質
■雇用形態 ■職種
■学歴
■所得総額(米ドル)はいくら位だと推定できますか?
■純資産(米ドル)はいくら位だと推定できますか?
自分の現在の状況を記入していこう。後からXM側からチェックが入ることはない。
■口座パスワード
口座パスワードは、小文字、大文字、数字の3種類を含めて設定しよう。
パスワードは使いまわしをせずに、独自のものを設定したい。
すべて終わったら、
「確認」の項目ににチェックを入れて緑のリアル口座開設をクリック
■口座開設確認のメール受信
上記の口座登録が完了すると口座開設完了のメールが届く。
指示に従って、口座登録を完了させよう。
ここで自分専用ののMT4 ID(口座番号)が発行されて、口座登録ができるようになる。
このIDで、ページログインや問い合わせをおこなうので、あらかじめメモしておこう。
■本人確認
本人であるかどうかの確認をおこなう。
・XMログイン
・XM有効化
「口座を有効化する」リンクをクリック。
・必要な確認書類
口座有効化をおこなうための書類だが、全部で2つ必要となる。
書類は画像として提出をおこなう。国内の証券会社は郵送なので、この分手間と時間が省けるのもXMのメリットのひとつ。
画像の形式はGIF / JPG / PNG / PDFのいずれかで大きさは4MBまでとなる。
スキャナーでスキャニングするか、スマートフォンから撮影してアップロードするかのどちらかを選択する。
■身分証明書
身分証明書として以下のいずれかが必要になる。
運転免許証
パスポート
住民基本台帳カード
障害者手帳
マイナンバーカード
名前、発行日または有効期限、住所、生年月日の記載のある証明書で写真がついていること、という条件になる。ちなみにほとんどの人は運転免許証を選択している。
一般の身分証明書だと健康保険証でもOKの場合が多いが、XMでは顔写真がないことから身分証明書としては使えない。
■住所確認書
自分の住所を確認する書類を提出する。
国民健康保険証
公共料金領収書
電話料金領収書
クレジットカード明細書
銀行の明細
住民票
印鑑証明書
納税書類
のいずれかが必要となる。
■書類提出
提出する書類のアップロードをおこなう。
それぞれの参照をクリックして画像ファイルを選んでから書類のアップロードをおこなう。
その後、メールでOKか不可かの返答が届く。
だいたい2営業日ぐらいみておけば大丈夫ではあるが、営業時間内であれば、1時間以内で回答が来ることもある。OKであれば、その時から入金をおこなって、取引可能になる。
■書類提出における注意点
書類提出自体は難しくないが、それでもここで何度も失敗してやり直しをしている人が多い。
写真の撮り直し、書類不備での再送信がけっこうめんどくさい、などという声も多いので、書類提出のときに気を付けるポイントをあげてみる。
・運転免許証だけでは口座の開設はできない
運転免許証に住所があるので、これ一枚で身分証明と住所証明ができるように思われがちだが、運転免許証はあくまでも、本人であることを確認するためのもの。別に住所が記載されている書類が必要となる。
・カメラでの撮影の注意点
免許証をスマホカメラで撮影するときは、ピントがちゃんとあっていることを確認しよう。
「ちょっとぐらいのピンボケだけどまあいいや」では通用せずに、再度提出を求められてしまう。
ピントを合わせることと、フラッシュを使うと、文字が読み取りにくくなるので、フラッシュはオフにして撮影するのがおすすめ。
・住所証明書の不備
XM証券は、発行6か月以内のガス、電話、カード、水道いずれかのの明細書か住民票を住所証明書として提出することが可能だ。
この日付もしっかりと分かる形でないと、再提出を求められる。
また、発行6か月以内の明細書を保存していなかったり、親と同居していて、「明細書が親名義になっている」ケースもある。その際には、住民票を証明書とすれば大丈夫だ。
・再提出にならないための組み合わせとは
文字が鮮明に映っていることが大前提だが、
「パスポート+運転免許証」
の組み合わせだと間違いなく書類は通過する。
パスポートがない場合は、
・運転免許証+住民票
・運転免許証+「写真付きの」マイナンバーカード
・運転免許証+クレジットカード明細書
・運転免許証+公共料金明細書
でも大丈夫だ。
注意点としては、マイナンバー通知カードではなく、写真付きのマイナンバーカードであること、公共料金明細は6か月以内に発行されたものである必要がある。
■入金はいくらぐらいすればいいの?
その人のトレード状況によっても異なってくるが、最初の3,000円ボーナスだけで取引をおこなおうとすると損をすることになる。
理由としては、XMには「ロイヤリティプログラム」といって、取引内容に応じたボーナスを受け取れるプログラムがあるのだが、これが、最初のボーナスだけでのトレードではもらえないようになっているのだ。
そのため、クレジットカードやデビッドカードの最低入金額の500円だけでも入金しておいた方がいいだろう。
一般の最初の入金額だと、30万円、100万円というのが多い。
■XM MT4をダウンロードする
XMはMT4を使ってトレードをおこなうので、MT4のダウンロードをおこなう。
PCはwindows,macの両方に対応、スマートフォンだとApp Store / Google Playstore
でMT4と検索してアプリのダウンロードをおこなう。
XMの口座開設にあたってのFAQ
口座開設にあたっての、よくある質問をQ&A形式でまとめてみた。
・口座開設可能な年齢はいくつから?
満18歳以上であれば誰でも開設することが可能だ。
・お金はかかる?有料なの?
口座開設費用は無料で維持費も無料となる。
ただし、口座の残高が残っている状態のまま90日間トレードを全く行わないと、休眠口座とみなされ、1か月5ドルの維持手数料が口座から引き落とされてしまう。
3か月間のうち、1回でもログインして0.01ロットでもいいので取引をおこなうことで休眠口座扱いになるのを防ぐことができる。
トレードを長期間おこなわないことによって、今までのポイントがリセットになってしまうので、3か月に1回だけでも、0.01ロットの取引をおこなうことをおすすめする。
口座残高がない「0円」状態のまま、(全額を出金したり、開設後一度も入金をしていない状態)
90日間取引をおこなわないと、凍結口座(閉鎖口座)となり、その口座への今後のログインはできなくなってしまう。
ただし、特にペナルティが課されるわけではない。
もう一度XMでの取引を希望するのであれば、もう一度新しい口座を作り直す必要がある。
・リアル口座を開設してすぐにトレードしたいんだけど、開設時間はどれぐらいかかる?
早いときだと、1時間かからずに完了して取引を始めることができる。
口座開設者が同時刻に殺到してサポートが混雑している状態でも、原則営業日当日での取引が可能だ。
リアル口座の開設だけであれば、3分程度でできるが、本人確認書類提出後、確認をおこない認証して口座を有効化するまで多少の時間がかかる。
書類の確認をXMがおこなって、口座が有効化されるまで1営業日ほどかかる。
土日祝日は休みになるので、金曜日の夕方に書類を送信した場合は、週明けの月曜日になることもあるので注意が必要だ。
・住所登録の方法について
本人確認書類を提出する必要があるので、その書類に沿って正しい住所をXM側に伝える必要がある。
ここでは、英語表記(半角ローマ字での入力)になる。
住所の書き方は日本と逆になるので注意が必要だ。
例
東京都渋谷区恵比寿 1-2-3 山手マンション101
yamanotemansion101,1-2-3 ebisu,shibuya,tokyo
口座が3種類あって、どれを選んだらいいのか迷う・・
ほとんどの人は10万円以上の入金で通常ロットでの一般的な取引になりますので、スタンダード口座での開設で問題ない。
入金額が5万円以内、FXなど投資がはじめてのため、まずは少額で様子をみたいという人はマイクロ口座を選んでも構わない。
スキャルピングメインで使いたい方は、ゼロ口座を使うことが多いはずだが、初回の3,000円の口座開設ボーナスをもらうため、1番目はスタンダード口座かマイクロ口座を選択し、2番目に追加でゼロ口座を開設した方がお得になるので注意しよう。
仮にどの口座で開設したとしても、追加で別口座を開くことができるので、この段階ではあまり深く考えなくてもOKだ。
・電話番号を入力したら、電話がかかってこないか心配・・
口座を開設するときの入力欄に電話番号の記載欄があるので、電話がかかってくることを心配する人もいるが、実際にXM tradingから電話がかかってくることはまずない。
連絡手段は主にメールとなる。
・口座の基本通貨は日本円でいいの?
日本国内在住の日本人の方で、入出金を日本円でおこなっているのであれば、日本円の選択で問題ない。
・本人確認書類はどれを提出すればいいの?
いずれかの書類をスマートフォンのカメラなどで撮影し、スキャンしたデータをマイページからアップロードして提出をおこなう。
■本人確認書類(顔写真入りの身分証明証)
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバー(住所証明書との併用はできません)
・写真付き住基カード
・外国人登録証/在留カード
・写真付き障がい者手帳
上記のうちいずれかの書類1点
■現住所証明書
・健康保険証
・マイナンバー
・公共料金請求・領収書
・電話料金明細・請求書
・クレジット・銀行明細書・請求書
・住民票
・納税関係書類
上記いずれかの書類を1点提出する。
(発行日より6か月以内のものに限る)
■ロット数について
ロット数は、0.01ロット~50ロットの間でのエントリーが可能だ。
最低単位を0.1ロットだと思っている人が多いようですが、0.01が最小単位になる。
このロットであれば、投資がまったくはじめての超初心者でも痛手は被りにくいし、打診買いのように、とりあえずの様子見でのエントリーも可能となる。
■口座はどれを選べばいいの?
XMには4種類の口座がある。
・マイクロ口座
・スタンダード口座
・XMZero口座
・エグゼクティブ口座
日本語版では3種類しか書かれていないが、英語版だとエグゼブティブ口座も書かれていて、実質上は4種類であるが、executive口座は法人などの大口向けなので、考えないでも差し支えない。
複数の種類があるため、どれを選べばいいのか迷われる方も多いかもしれない。
おすすめはスタンダード口座だ。
マイクロ口座は低資金しかもたない人でも使えるための口座となる。
ただ、スタンダード口座でも0.01ロット(100円ぐらい)でエントリーできるので、わざわざマイクロ口座にするメリットは感じられない。
逆に取引が増えてきたときに、マイクロ口座だと上限がスタンダードより低く抑えられているので、むしろデメリットの方が大きくなってしまう。
XMZero口座は、スキャルピングを行うトレーダー用に手数料を払う代わりにスプレッドが狭くなる口座だ。
”ゼロ”というだけあって、通貨ペアによっては、スプレッドが全くないときもある。
その代わり、エントリーごとに手数料を払わなくてはいけないし、取扱い通貨ペアも限られる時もある(基本JPY, USD, EURの3通貨のみ)。
10万ドルの取引に対して5ドルの手数料がかかるとあるが、おおよそ1回の取引で1~1.5pipsぐらいかかる計算とみておけばいいだろう。加えてレバレッジが500倍に制限されてしまう。(他の口座だと888倍)
さらに、XMには豊富なボーナス・ロイヤリティプログラムがあるが、ゼロ口座はこれも対象外となってしまう。XM-zeroはスキャルピング用の口座であるため、メリットとデメリットを考えたうえで使うようにしたい。
こうやってみると、よほどの理由がない限りは、最初の口座開設はスタンダード口座がやはりおすすめだ。他の種類の口座は追加で開設していけばいいだろう。
■デモ口座とリアル口座の違いについて
名前の通りデモ口座はバーチャルマネーを使ってのトレード、リアル口座は実際にお金を入金しての取引になる。
全くFXの経験がない、XM自体がはじめてで不安、MT4は使ったことがあるものの、業者ごとに使いやすさが違うと聞いているのでとりあえず試してみたい、という人はリアル口座の前にデモ口座を開設して試してみるのもありだ。
もちろんデモもリアルと同じレート、スプレッドになるので、練習とはいっても本番さながらの感覚でのトレードが可能になる。
いったんデモ口座で練習してみたい、という場合は下記の記事で開設方法を記載しているので参考にしてほしい。

■英語が苦手。メールも電話も英語でやりとりなんて無理なんだけど?
XMは、口座開設から入金、トレードをおこなって出金するまでの一連の流れの中で、英語を使うことはまったくない。
完全日本語対応なので、英語を書いたり話したりする必要性もないのだ。
口座を開設するときに、せいぜい住所と名前をローマ字で記入するぐらいだ。
カスタマーサポートもネイティブの日本人スタッフが対応しているので、万が一のクレームやトラブル対応などでメールやスカイプなどを使うことがあっても、英語を使うことはない。日本のFX会社を使っているのかと錯覚するぐらいの感覚で利用することができる。
まとめ
海外FX会社ということで、なんとなくとっつきにくい、不安、などという心配も感じられるだろうが、会社の運営状況や口座の安定性や魅力を知ると、XMはそれ以上にいいことづくめのように感じられる。
国内のFX業者がレバレッジ規制がかかる中で、これだけのレバレッジがあることはやはり魅力的だ。
勝つか負けるかは個人の投資の裁量にかかってくるが、それでもやはりXMの口座を開設することで優位になることは間違いない。
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