ワロス曲線とは

初心者の投資

ウォンが値上がりと値下がりを交互に繰り返すことにより、チャートが、アルファベットの「W」が描かれたようになります。
これが2chでの「笑う」の意味の「www」と似ていることから、「ワロス曲線」と呼ばれるようになりました。
もちろん一般で使われる正式の用語ではなくスラングですが、非常に有名な言葉でもあります。

そもそも”わろす”とは何のこと?

もともとは2ちゃんねる語、VIP語であり、「笑った」「笑える」という意味で使われています。

とても笑える、というときは、「超」「すごく」を意味する「ギガ」「テラ」といった接頭辞をつけて「ギガワロス」「テラワロス」となり、さらに、やばいぐらい面白い時には「ヤバス」「テラヤバス」などと使われます。

このようなチャートができる理由とは

ワロス曲線は、2005~2008年頃のチャートでみられアメリカを中心とした世界各国のヘッジファンドと韓国中央銀行(韓銀)が為替で闘った後の痕跡なのです。

ウォン高の状態になると、韓国国内の輸出業に深刻なダメージがあるため、韓国政府としてもこれは国家レベルで阻止する必要があります。

まず世界的な金融情勢が不安定の中、ウォンに投資の可能性を見出したヘッジファンドがウォンを大量買いしウォン高になると、韓銀がそれを阻止しようとして介入をおこないウォンを売りに出します。

ヘッジファンドと韓国中央銀行が買いと売りを短時間にお互いに繰り返した結果、ギザギザの独特な波形が描かれます。

韓銀が介入したため、日銀の日銀砲に対して韓銀砲ともいわれます。

アメリカからの投資が一気に撤退をはじめたとき、ウォンが下がり、チャートがいきなり上向き始めたのを昇竜拳といいます。

現在でもこのようなチャートが発生したときに、スラングでワロス曲線発生、などと揶揄する人も存在します。

当時はこの極端な波形を見ることで、韓国政府の露骨な介入の意図を見破り、韓国経済の危機を感じ取った人もいます。

しばらくは成りを潜めていたワロス曲線ですが、今でも分かりやすい介入で、2015,2016年にも時々出現しています。今後も状況に応じて出現するものと思われます。

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